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桜の趣味専用掲示板
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「誉」エンジン搭載機(その4)
投稿者:自称、桜さんの恋人 投稿日:2008/06/10(Tue) 21:19 No.79


前回は画像一枚に対し、やたらコメントが長かったので、今回はまとめて三枚。
その内2枚は製造工程上にあるようですが、実は終戦後米軍接収時の「烈風」で零戦の後継機となるはずだった17試艦戦(三菱重工製)です。零戦と同じく堀越二郎氏(この方、一時期私の大学の先生でした。と言っても私が入学する前に退官されましたので、面識は有りませんが・・・・・)の設計によるものです。
誉エンジンの不調に苛まされ試作期間のやたら長い機種となり、終戦直前に三菱製ハー43エンジンを搭載して制式採用にこぎ着けた次第。このため誉エンジンは戦後かなり厳しい批判に晒されました。
誉エンジンの設計者中川良一氏(戦後はプリンス自動車に入社、その後プリンス自動車は日産に吸収合併)は、一時期暴走族の間で流行った日産スカイラインのエンジン設計者でもあります。戦闘機用エンジンの設計者なだけに暴走族の急加・減速などに耐えられるエンジンだったのでしょう。この中川氏、戦後の度重なる誉エンジン批判に対し一切の反論もすることなく、只々黙していました。誉エンジンは、大ベストセラー・エンジン「栄」のメーカである中島飛行機製、中川氏若干27歳の時の設計によるものです。天才設計者中川良一の設計だけに、「大東亜決戦用エンジン」と唱われ陸海軍の指導で今まで掲載したような主要機種に搭載。その反動もあってか、戦後我が国航空解禁後になっても批判は続きました。中川氏にとってさぞかし苦しい戦後だったのでしょう。今でも「誉エンジンは失敗作」との声を聞きますが、烈風の試作作業時には同時期に製作された誉エンジンは既に紫電改に搭載され、特に海軍343空(四国松山に展開、隊司令源田実大佐)では一時期西日本の制空権を奪取する位の活躍を示しています。
航空機製造に関し、欧米模倣期から脱却したのが昭和10年頃、航空自立後5年ほどで欧米製のエンジンを凌駕し得るとは、一寸、虫が良すぎたのかも知れません。機体設計と異なりエンジン設計には内燃機関、特にその金属材料特性と燃焼工学の知識技術の蓄積が必須です。当時の我が国では如何ともし難いものがありました。加えて、終戦直前時の劣悪な製造品質と燃料品質、デリケートな誉には全く不向きな環境でした。
そんなこんなで、「悲劇のエンジン」と云えるでしょう。
三枚目の画像は、海軍陸上爆撃機「銀河」です。



「誉」エンジン搭載機(その3)
投稿者:自称、桜さんの恋人 投稿日:2008/06/05(Thu) 21:34 No.78


海軍の局地戦闘機「紫電改」です。機体製造は飛行艇製造で有名な川西航空機ですが、中島飛行機とは一寸した因縁が有ります。中島知久平は海軍機関大尉を退職し中島飛行機製作所を創業するわけですが、創業当初は当時の事ですから飛行機なかん売れる訳がない。陸海軍でさえ海外から輸入機に頼る実用試験で精一杯の頃。受注がないわけで当然経営難に陥ります。当時、川西織機の総番頭が飛行機に興味を示し航空機産業への参入を臭わせました。これに飛びついた中島知久平は当の総番頭を口説き落としマンマと資金を調達し経営難を乗り切ります。英国製(だったと記憶しています。)のジュピター・エンジンを国産化し「寿」エンジンとして陸海軍の復葉練習機に搭載されるようになり経営が成り立つようにります。(「寿」は音読みでジュと読みます。もともとジュピターエンジンを「ジュ式エンジン」といっており、国産化にあたり「ジュ」に「寿」の字を当てたとの由です。)
ところが、新型機の開発に関し会社の方針として川西側と意見が対立し川西の傘下から離脱してしまいます。川西側は「広い飛行場など、狭くて山ばかりの日本には向かない。」とばかり海軍のみを相手に飛行艇製造を主にします。これが97大艇、2式大艇などに結実します。戦中期になると侵攻用戦闘機から陸上発進の局地戦闘機と運用思想が変化し、水上戦闘機「強風」から発展して「紫電」を製作します。
更に発展し2000馬力クラスの局地戦闘機として「紫電改」の試作に入りますが、この時海軍からの指導で「エンジンは「誉」を使用せよ。」とのお達し。ここでケンカ別れしたはずの中島飛行機製エンジンの搭載となりました。歴史の皮肉とでも云うべきでしょうか。



新作&浜○広報館レポート
投稿者:法子 投稿日:2008/05/05(Mon) 17:28 No.73


桜さんお久しぶりです。ちょっとこちらのコーナーが
停滞ぎみかな?桜さんが忙しそうなので無理もないとおもいますが、
こおゆうときこそマイペースでね(^.^;
法子はやっと一機模型をテイクオフさせることが出来ましたので
ちょっと遊びに来ましたよ。言うまでもなく有名なT4ブルーですね。
ピカピカのアクロバティックの塗装には疲れました。
まだまだ修行の足りない法子ですね。(^.^) そして次の作品の製作を
開始です。桜さんなら何だか分かりますよね(^^*) 楽しみにしていて下さい。
次は浜○広報館の最新情報です、数ある展示機のコクピットを多数開放していたものが、
警備の関係で今では86ブルー&T2ブルーだけとなってしまいました。
機体を管理する関係者の方もいろいろあってたいへんだそうです(+_+)
それでは又あそびにきますね。





Re: 新作&浜○広報館レポート
自称、桜さんの恋人 - 2008/05/15(Thu) 22:59 No.74

浜○広報館でのブルー仕様のF−86F御搭乗との由、感想は如何でしたか。
展示各機のコックピットは屋内展示機については基本的に開放しております。但し、展示格納庫の広さに比し展示機の機数が多く、プラットフォーム(コックピット搭乗用、本当はコックピット及びEコンパートメント(コックピット背後にある射撃・爆撃用計算機収納部位)の整備作業用架台)の隣接が難しい故です。従って、来館者に最も人気の高いブルー使用機に限定している次第です。悪しからず!
「然らば、もっと広い格納庫を」と思いますが、平成7年、8年頃(浜○広報館の企画構想段階の頃)、「航空自衛隊の任務、組織等を広く一般の理解を得て広報に資する。」ということからドームシアタのある本館を主に考え、「航空自衛隊の歴史を実機で理解する」の趣旨から展示格納庫は用途廃止機を博物館のように並べる程度の広さで可ということになりました。
しかも、広報館開館後に用途廃止となった松島基地T−2フライトシミュレータの一部を流用して、展示格納庫の隅っこに体験フライトシミュレータを造ってしまい、このため、零戦52型は天井からの宙づり状態の展示となつてしまいました。桜室長もこれには憤りを感じられたものと思われます。
「ご託」はこれ位にして、昨今F−4EJに次いでF−4改の用途廃止の時期となりました。是非、永遠の名機F−4 Phantomの広報館展示を実現させましょう。





Re: 新作&浜○広報館レポート
桜管理室長 - 2008/05/19(Mon) 03:18 No.76
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桜(らいむ色?)


法子さん、こんばんはです(^o^)
ここのところちょっと忙しかったりしていて、こちらの掲示板をはじめ
あちこちのコメントが滞っていたりしている状況だったりします(^^;)
でもホント、 マイペースでやっていきたいと思いますよ。

T−4BIの一番機の披露だったりして、実機もそれは素敵なんですが
模型もいいですよね。ホント光沢塗装は肩が凝るんですよね。
特に航空機とかは、塗装面が広いし、しかも、塗り分けがあったりすると、
肩こりも倍増しちゃったりして〜(^^;)
でも、こうして完成すると、そんな疲労感も心地よかったりするんですよね。

で、その作品ですが、ホント綺麗に出来てますよね。
こうして眺めていると、ジェットの心地良いサウンドを発しながら
青空に舞っていた昨年の浜松の空を思い出しちゃいますよ。
う〜ん・・・(-_-;) こうなると、全機揃ったのも見たくなっちゃったりしますが
それは難しいですよね(^^;)  

この製作中のヤツは、自称、桜さんの恋人さんが、殆ど答えをだしちゃってますが、
これはまさしくF−4ですよね(^o^) この状態では、バージョンが判らないですが
ジェット戦闘機の中では、私はこの機体が一番大好きだったりするんですよ。
ん!? 1枚目の背後はコルセアかな?
完成したら、これと並べてツーショットなんて言うのも画になりますよね(^_-)
これは楽しみに待ってますよ(*^_^*)

浜○広報館の件は、自称、桜さんの恋人さんが解説してくれてますね。
って言う事らしいので、この辺は仕方のない事ですね。
貴重な機体ですし、一部の機体だけでも、こうして公開してくれているだけでも
それは有り難い事だと思います。
でも、コックピットに納まっている法子さん、とっても素敵ですよね。
白いジャケットなので、この白と青の機体にピッタリ合っていたりして、
思い切り画になってますよ(^_^)v

是非是非、また遊びに来てくださいね(^_-)


自称、桜さんの恋人さん、こんばんは(^-^)
浜○広報館の解説を有り難うございます。いろいろと事情があるんですね。
仮に、広さも充分あったとしても、あっちもこっちもって感じに開放していたら、
搭乗に不慣れな一般客が相手なので、怪我などをさせてはダメですし、
それは係員も相当増やさなければなりませんよね。
でも、制約がある中、あそこまで開放してくれていれば、十分だと思いますよ。

零戦に関しては、確かに・・・(-_-;)
貴重な復元機な訳ですし、もう少し待遇を良くしてあげたいような気もしますよ。
零戦ファンの1人として見学者の立場で言えば(あくまで私の意見ですが^^;)
「空調完備して、ガラスケースの中に!」とは言わないまでも、
吊して機体に負担をかけるような事は避けてあげたいように思いますよ。
出来れば専用ブースで、もっと間近で見学したいって言うのが正直なところです(^^;)

で、最後の2行!! これはなんとしても実現して欲しいと思いますよ。
歴代の戦闘機をずらりと並べていても、ファントムが欠けていたら
価値は半分? 私的には、価値は 1/10って感じです(^^)/



「誉」エンジン搭載機(その2)
投稿者:自称、桜さんの恋人 投稿日:2008/03/04(Tue) 23:05 No.72


海軍の高速偵察機「彩雲」
いずれの海戦かは記憶しておりませんが、米海軍艦艇軍を偵察、帰路邀撃に向かってくる米海軍艦載機を全て振り切り、「我に追いつくグランマンなし」と打電した高速偵察機です。





Re: 「誉」エンジン搭載機(その2)
桜管理室長 - 2008/05/19(Mon) 02:03 No.75
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桜 少佐1

自称、桜さんの恋人さん、こんばんは(^^)/
思い切り遅いコメントになっちゃってごめんなさいね(^^;)

今回は「誉」エンジン 関連の投稿ですね。
私は上辺だけの事しか判らないので、適切なコメントは
出来ないと思いますが(って言うか、絶対ムリ〜^^;)ご了承願いますね(^_-)

ご存知の通り、私は海軍よりなので、まずこのエンジンの搭載機といえば、
真っ先に思い浮かべちゃうのは、やっぱりご紹介にあるように、
「我に追いつくグランマンなし」の名台詞を残した、「彩雲」だったりとします。
正直言っちゃうと、「疾風」も、「誉」を積んでいたって言うのは、
知らなかった訳ですが、No.71の投稿本文を読ませて頂いて、
“おお〜っと、こんな感じの話は聞いた事あるぞ〜〜”って感じに、
この話は、「誉」(ハー45)を搭載した「疾風」のものだったんですね(^o^)
でもでも、「誉」って言うネーミングは、海軍らしいって言うか
とっても素敵な名前ですよね(*^_^*)

で、この「誉」エンジンですが、このエンジンは、それは複雑な構造って言うか
精密な構造って言うか、自称、桜さんの恋人さんも言われていますように
私もホント日本のエンジンって印象を持っていますよ。
しかも、戦時中しかも後半のそれは厳しい中での開発だったと思いますし
そんな中、実用化まで果たしちゃったわけで、この辺は当時の技術者の
レベルの高さを感じちゃうし、誇りに思っちゃいます('◇';ゞ

でも、軍用機にこのエンジンは不向きだったかも知れませんね。
短い時間での整備も、それは大変だったと思いますし、
多少スペックを落としても「金星」のように、シンプルな方が
戦場では活躍出来るように思っちゃうんですよ(*_*)

4スレッド「誉」関連で共通なので、こちらに代表でコメントとさせて頂きますね(^_-)



「誉」エンジン搭載機(その1)
投稿者:自称、桜さんの恋人 投稿日:2008/03/04(Tue) 22:54 No.71


前回、「誉」エンジンの画像を貼りましたが興味の無い方には、只の「鉄塊」としか思えなかったものと思います。
今回から、その「誉」エンジン搭載の代表的機種を掲載してみます。
「誉」エンジンと言えば、ヤッパ、陸軍機の代表「疾風」でしょう。
この疾風、誉エンジンとともに終戦後、米空軍(当時は米陸軍航空隊ですが)によりハイオクタンの燃料で試験飛行が行われ、2,000馬力クラスのP−51ムスタングよりも高速性を発揮、いずれの欧米機よりも空戦性能に劣らないという評価を得ております。
実際の帝国陸軍機では、燃料及び部品の品質劣化、劣悪な製造環境により禄すっぽまともな性能を発揮しなかったそうですが・・・・・・

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